少しずつ寒くなってきましたが、お天気に恵まれてとっても過ごしやすい日が続いています。それでも自宅を出る時間が日の出前になって、ふくれまんじゅうがどんどんふくれにくくなってきて、もち米を洗う手がかじかむようになって、いろんな場面で冬の足音を感じます。
前回のブログ更新からだいぶと日にちが経ってしまいました。
読者のみなさま(さっぴぃ以外いるかな…)、申し訳ありませんでした。
ブログが滞っている間に、私たちはYOSAKOIさせぼ祭りに出たり、そのまま奈良と東京を旅したり、あとはひたすら商品作りに励んだり、慌ただしい毎日を送っておりました。
そんな中、10月半ばから、船崎地区にある花野果の畑(通称〝ほったらかし農園〟)で芋掘りをスタートしました!
途中で旅に出たため中断してしまいましたが、なんとか3分の2を掘り終えることができました。
今年の夏は大雨や台風に見舞われ、芋たちに影響がないかとても心配していましたが、なんとか無事に育ってくれていました。雨の影響よりも、私たちが放ったらかしにしすぎていたせいでツルボケ(芋ではなくツルがすくすく育ってしまうこと)が起きてしまい、根っこみたいな芋もたくさんあって途中で腰も心も折れそうになりましたが、そんな過酷な(?!)環境でも立派に育った芋もたくさんあって、2人でホッと胸をなでおろしたのでした。
毎年芋掘りをスタートして思うのですが、芋掘りは重労働。
芋掘りと聞くとなんだか楽しいイメージですが、実際は筋力と体力と神経を使う大変な仕事です。
サツマイモの苗はものすごく生命力があって、多少の干ばつや虫食いなんかではへこたれない頼もしいやつなのですが、土の中で育ったサツマイモは、実はとても繊細な作物。傷がつくとすぐに腐ってしまうし、寒さにもとっても弱くて、温かいところで保管しないと傷んでしまいます。
私たちは小さな畑でわずかな芋を育てているので、立派に育った芋はできるだけ傷がつかないように収穫したいわけです。大きなスコップを使って一株一株慎重に芋を掘っていきます。とっても気をつけていても、しょっちゅうザクッと芋を突き刺してしまいます。それが丸々と太った大きい芋だった時には、本当に涙が出そうになります。
無事に傷がつかずに大きな芋たちを掘り出せた時には、お互いに「ちょっと見て!」って自慢してます。
休みの日には、看板息子のリキも一生懸命手伝ってくれます。
保育園ですでに芋掘りをしたみたいで「こうやって引っ張るんだよ!」と得意げにレクチャーしてくれます。あと何年かしたら、立派な戦力になってくれてるかな。それとも友達と遊ぶのに夢中で手伝ってくれなくなるかな。男手が必要なので、看板息子の成長には期待しております笑
今年は芋あんや芋かりんとうの分だけではなく、少しは〝かんころ〟にもできるかな…。残りの畑はおっきな芋がゴロゴロ出てきますように。
芋掘りをする前のほったらかし農園。
マルチを張ったのに雑草が生えすぎて、もはやどこに芋を植えたのか分からないありさま。育ちすぎたツルを刈るのも一苦労でした。来年はもう少し愛情を込めて育てたいと思います!
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