棟上げが終わってから、「建てる日記」を全く更新できておりませんでした…
それなのに、仕事初めのブログなんて書いてしまい、申し訳ありませんでした(;_;)
棟上げの後、急ピッチで外装が出来上がり、そのあとはずっと内装工事が続いて外観に変化がなかったことや、町の特産品応援キャンペーンが始まって急に忙しくなったこと、完成してすぐに繁忙期に突入したことなどが主な言い訳です。本当にすみません…
改めて、棟上げから完成までの工房建設の進捗を振り返らせていただきます!

11月1日、屋根が完成!
屋根は、落ち着いた緑色を選びました。
この日から、足場がリキさんの大好きな遊び場になりました。

11月4日、断熱材などが入って工房らしくなってきました!
この場所から丸尾教会があまり見えなくなってしまい、地域の皆さんに申し訳ない気持ちになりましたが、だからこそしっかり活動して、地域の方々に認めていただけるような場所にせねばと心の中で誓いました。

11月11日、外壁が完成!
左手のカフェスペースの白色は緑の私の意見、右手の工房のコンクリート調は赤のさっぴぃの意見を採用していただきました。外壁はシンプルにして、装飾やグリーンで彩りを添えたいなと思って決めました。

11月18日、カフェスペースの大きな窓がアートに変身!!
建築士を目指す中五島高校1年生の女の子が、職場実習の一環として、花野果のために本気でデザインを考えてくれました。
そのデザインを元に、大工さんの指導を受けながら、デザインを手掛けた女の子がサンドブラストという手法で窓に素敵な絵を描いてくれました。その節は本当にありがとうございました(;_;)
近くで見るとなかなかの迫力!この場所には窓を眺めるカウンター席ができる予定なので、カフェがオープンした際には、ぜひゆっくり眺めに来てくださいね。

11月29日、少し月日が流れてしまいましたが、外装も内装もほぼ完成!
この間に、小串の工房からいろんな設備を運び込み、ステンレスのシンクや棚を磨いたり、工房内の掃除をしたり、工房の稼働に向けててんやわんやしておりました。
そんな中、私たちが大好きな島のレストラン「かもめ亭」さんから可愛いグリーンが届きました。無事に稼働できるのか不安ばかりが募っていたころだったので、大きなエールをいただけてとても嬉しかったのを覚えています。
そのあとも、師として仰ぐ佐世保の「草加家」さん、工房を建てるにあたってお世話になった「十八親和銀行 上五島支店」さん、そしていつも応援してくださっている福江のハンドメイド作家「karona hapidoa」さんからも素敵なお花を頂戴いたしました。
こんな小さな菓子工房の門出をハナヤカに祝福してくださり、本当に本当にありがとうございました!

12月3日、無事に保健所より菓子製造業の許可を得ることができました!
まだここから玄関周りがウッドデッキ風になったり、少しグリーンが増えたり、まだまだ進化中の工房です。
12月はこの工房でかんころ餅を作り、今はカフェスペースのオープンに向けて少しずつ準備をしているところです。
これからこの工房がどのような場所になるのか、コロナ禍の中でどのように営業していくのか暗中模索の段階ですが、「かんころ餅の美味しさをもっとたくさんの人に知ってほしい」ということと、「訪れた人を笑顔にしたい」ということだけはブレずに、オープンの日を迎えたいと思います。またオープンの日時など詳細が決まりましたら、こちらのブログでも速報したいと思います。
花野果の「新しい工房を建てる日記」、建てるまでが長くて、棟上げからは一気に書いてしまいましたが、本当にそんな感じであっという間に完成してしまったのでした。
その背景には、休みを返上してまで作業を進めてくださった大工さん、板金さん、ペンキ屋さん、左官さん、電気工事の職人さんなど、たくさんの方々が尽力してくださったからに他なりません。感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、設計から施工まで1年以上ずっと親身に相談に応じてくださった南建設さん、本当にありがとうございました。
もうここに住みたいくらい素敵な工房なのです。
死ぬまで大切に使っていきたいと思います。
「新しい工房を建てる日記」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私たちが本当に死ぬまで大切に使うかどうか、長い目で見守っていただけると嬉しいです。
花野果
岡本幸代、竹内紗苗
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