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執筆者の写真2代目花野果

2019年の所信表明と新商品作り


更新せねばと思っていたら年が変わってしまいました(;_;)

数少ない(?!)読者の皆様、更新をサボってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

2019年の初ブログなので、昨年を振り返りながら、新たな一年への意気込みを語りたいと思います。


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2018年は、何もかもが初めての一年でした。

予想以上に失敗の連続で、それでもたくさんの方に支えられて何とか一年間、走り続けることができました。花野果の商品を買ってくださった皆さま、イベントでサポートしてくださった皆さま、いつも温かいお言葉をかけてくださる皆さま、本当にありがとうございました。



昨年の12月は、覚悟はしていましたが、怒涛の日々でありました。

上五島では、秋に収穫されたサツマイモたちが、北風が吹くころになると茹で干しされ、カンコロに加工されます。軒先や畑に作られた「やぐら」と呼ばれる干し棚にカンコロが並べられている風景は、五島列島の冬の風物詩です。



各家々で作られたカンコロは、正月に向けてかんころ餅になります。年末年始の贈り物や家庭用にかんころ餅が作られるわけですが…その量がものすごいのです!かんころ餅にすると、50個以上は当たり前で、多い人では200個以上。昔は各家庭で作られていましたが、今はかんころ餅屋さんに加工を委託する家庭が多くなっています。


花野果も、先代のころからたくさんの注文があり、12月は一年で最も忙しい時期でした。

2代目になっても、同じく忙しい日々が訪れるのだろうか。先代の頃のお客様から注文が果たしてあるのだろうか。昨夏の大雨や台風の影響などでカンコロが不足していたことも重なり、心配を抱えながら12月を迎えましたが、ありがたいことにたくさんの注文をいただき、先代の師匠たちや地域のおばさまたちにお手伝いいただきながら、なんとか元気に年越しを迎えることができました。



そしてまた新たな一年がスタートしました。

昨年の花野果の目標は「体調管理」でした。風邪を引いたりすることはありましたが、4月の始動以来、元気に営業を続けてこられました。


今年は体調管理に加え、「新商品開発」を目標にしたいと思っています。


現在の花野果の主力商品は、かんころ餅とかりんとうとふくれまんじゅうです。この3アイテムをさらに充実させていくことに加え、今年は上五島のストーリーが伝わるような新しい商品開発にチャレンジできたらと思っています。こんなことを書いていますが、まだ全然白紙です。商品づくりの合間を縫って、これから少しずつ、カタチにしていけたらいいなと思っています。


そんな今日は、2019年の新作第一弾に向けて、ずっとずっと使いたいと思っていた幻の(?!)柑橘「ゆうこう」を加工しました!



花野果を始める2年前から収穫はしていたのですが、加工に失敗していたので、3年目の今年はなんとか商品化につなげたいと思っています。ゆうこうや新商品については、また改めてじっくり書きたいと思います!


2019年は、昨年の反省を生かして、もっともっと元気いっぱい走り続けたいと思います。そして、このブログもちょこちょこ更新していきたいと思います。


本年も赤と緑の二人と、ちびっこ看板息子をどうぞよろしくお願い致します。



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