8月12日(日)、心配していた台風は西の方に進路をそらし(こういうことがあると、さっぴぃはいつも「I am LUCY GIRL!!」と超ドヤ顔で言ってきます。毎回言われるものだから、最近ではそういうことにしています)、無事に「第1回GOTOマルシェ〜夕空トコトコ市〜」を開催することができました!
★マルシェを開催したい!
4月に2代目花野果としてスタートを切った私たちですが、2018年の大きな目標の一つが「マルシェを開催する!」でした。
昨年4月末に「五島の日マルシェ」というイベントが有川うどんの里周辺の緑地公園で開催されました。私たちはまだ「花野果」の後を継ぐかどうかを決めかねていて、このイベントを通して「花野果」の可能性を探ろうと、2人で初めて「さなえ&さっぴぃ」として出店しました。運営側としても携わっていたのですが、新緑に囲まれた空間に色とりどりのテントが並び、大人から子どもまでのんびり過ごせる空間が広がっていて、笑顔がいっぱい溢れていました。出店やステージイベントだけじゃなく、上五島の美しい景色や穏やかな時間の流れも楽しめる。こういうイベントをこれからも続けていきたいと思ったのでした。
しかし、このイベントを主催した商工会は、他のイベントとの兼ね合いからマルシェの継続を断念することを決めました。マルシェの反応は、出店者からも来場者からも好評で「来年も楽しみにしてるよ」という声をたくさん聞いていました。
「誰もやらないなら、自分たちでやろう」
今年の3月ごろから、ともにマルシェを運営してくれるメンバーを集め、私たちさなえ&さっぴぃのほか、ヨガインストラクターのなっちゃん、移動美容室を始めた美咲ちゃんの4人で実行委員会を立ち上げました。早めに始動して、町のイベント補助金を申請するのが狙いでした。しかし、いろんなイベントがすでに企画されており、補助金を受けることはできませんでした。
逆に、自分たちの責任で、自分たちの出来る範囲で、自分たちのやりたい様にマルシェをやろう!と腹をくくることができました。全員がイベント初心者でしたが、「おしゃれなマルシェを開きたい!」という熱い思いだけはありました。
★場所とネーミングと開催時期
マルシェが本格的に動き出したのは5月末でした。
決まっていたのは「おしゃれなマルシェにしたい!」ということだけ。場所も日程も、マルシェの名前さえ決まっていませんでした。
まずは日程。
・たくさんの人に来てほしい
・若松と奈良尾の花火大会がなくなり、8月のイベントが少なくなった
・帰省客が集まるお盆の時期にイベントがない
たくさんの人に来てもうらためにも、島を盛り上げるためにも、お盆の時期にイベントを開催することに意味があるのではないかということになり、日程をお盆直前の8月12日(日)、涼しくなる夕暮れ時に開催することしました。
イベント名は、これからもずっと続けていきたいとの思いから「GOTOマルシェ」というシンプルなネーミングにしました。毎回違ったサブタイトルを付けよう!ということになり、今回は、夕暮れ時にみんなでゆるりと遊びに来てもらおうと、「夕空トコトコ市」に決めました。
ここまではスムーズにいった私たち。
でも簡単にいかないのが人生ですよね(~_~;)
肝心の「場所」が決まるまでにとても時間がかかったのでした。
記録したいことが多すぎて長くなってしまったので、<後編>に続きます!
「五島の日マルシェ」の時に、島のイラストレーターマゴちゃんが描いてくれた看板です。いろんな思いが詰まった看板。その看板をまた使いたい!とずっと思っていました。
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