• 2代目花野果

「GOTOマルシェ〜夕空トコトコ市〜」を開催しました!<後編>

最終更新: 2018年8月22日


「GOTOマルシェ〜夕空トコトコ市〜」から1週間がたちました。本日、マルシェでお借りした道具や機材をすべて返却することができ、ようやく私たちのマルシェが幕を閉じました。


発電機や照明器具、テントなどを快く貸してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。


ようやくほっと一息つけたマルシェですが、開催に至るまで紆余曲折がいっぱいありました。何と言っても一番難航したのが場所の確保でした。


「夕暮れ時に開催するなら、みんなで夕日を眺めたい!」

「子どもたちが遊べるような広々とした場所がいい」

「やるなら景色の素晴らしい場所で」

「これまであまりイベントが開かれていないような場所でやりたい」


実行委員で話し合い、私たちの思いが最もカタチになりそうな場所として挙がったのが「ふれ愛らんど」でした。

海と山に囲まれ、目の前は夕日が沈む東シナ海。緑の美しい芝生が広がり、子どもたちもはしゃぎ回ることができます。駐車場も広い。市街地から離れているため普段は閑散としており、ここで賑わいをつくることができたらいいだろうなと思いました。


一方、人が集まりやすい有川や浦桑、青方などから少し離れているため、開催を模索している段階から「ふれ愛らんどに本当に人が集まるの?」という声も少なからずありました。それでも、この雄大な景色を眺めながら、穏やかなマルシェを開催してみたい!という気持ちが大きく、場所が不利なら、イベントの内容でお客様を呼び込もう!と気合いが入りました。


「ふれ愛らんど」は町役場の施設で、新上五島町振興公社という組織が委託管理しています。イベント開催に向けて、まずはとにかく場所を借りようと思い、私たちは役場を訪れました。そこでいただいた回答は「ふれ愛らんどでイベントが開かれた記録がないため、すぐに返答するのは難しい」というものでした。


かつては「ふれ愛らんど」で様々なイベントが開催されていたそうですが、2004年に旧5町が合併して「新上五島町」となってからは大規模なイベントが行われていなかったようです。それでも可能性があるならと、企画書作って役場に申請し、イベントの後援申請も行いました。その間に、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が決まったり、未曾有の大雨や台風が影響したりして役場の事務作業が滞り、6月上旬に使用申請をしたのですが、正式な決定通知が出たのは7月に入ってからでした。


場所が決まらないことには、ポスターやチラシが作れないし、堂々と出店者を募集することもできませんでした。ポスターのデザイン案だけは決めておき、正式決定が出てすぐにポスターの印刷にかかりました。

夕日のイラストを島のイラストレーター「ごとごーと」のマゴちゃん、チラシのデザインをヨガインスタラクターのなっちゃんがそれぞれ手がけてくれました!タイトル文字は、花野果が誇るさっぴぃフォント。みんなで力を合わせて手作りした自慢のポスターです。


事業の公益性が認められ、役場や観光物産協会、商工会青年部の後援を受けることができたことで、場所だけでなく、テントや音響機材など必要な設備を無償でお借りすることができました。また、役場と観光物産協会、商工会の有志の方々が多数応援に駆けつけてくださり、当日のスタッフとして駐車場の誘導やテント設営をお手伝いしてくださいました。協力してくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。



イベント当日。

私たちは朝からふくれまんじゅうを出荷して、私は助っ人のケイタ氏とともに会場に運ぶ椅子やテントをトラックに積み込み、会場へと向かいしました。さっぴぃは会場設営をこなしつつ、かんころ餅つき体験と出店準備のため工房へ。会場には出店者の方々や役場の方たちがたくさん手伝いに集まってくださり、大汗を流しながらなんとか無事に大小20のテントを立てることができました。


午後3時。ゆったりとGOTOマルシェが始まりました。

少しずつお客さんが増え、色とりどりのテントが活気づいていきます。

「くらしの学校 えん」さんによるポニーの乗馬体験やミニ動物園はちびっ子たちで大賑わい。とにかく暑かったので、かき氷が飛ぶように売れていました。


イベントスペースも盛り上がっていました。

まずは私たち花野果の「かんころ餅つき体験」。

蒸したかんころと餅、砂糖を杵と臼でぺったんぺったんついていきます。子どもたちが「やってみたい!」と言って一生懸命杵を振るう姿がとても可愛かったです。

機械で作る滑らかなかんころ餅とは違い、芋がゴロゴロ入った〝これぞ手作り〟のかんころ餅。はじめはかんころが固すぎて、ちゃんとかんころ餅になるのかドキドキしながら見守っていましたが、ちびっ子が頑張ってついてくれたおかげでなんとか餅になり、最後にはみんな「美味しい!」と言って食べてくれて、本当にやってよかったと思ったのでした。


そのあとも、島の本格バンド「船乗り〜ズ」さんのライブ演奏、正体不明のキモカワゆるキャラ「カフェオ」のじゃんけん大会、そして長野県からお越しくださったご夫婦ユニット「亀工房」さんのギターとハンマーダルシマー(ピアノの原型とも言われる弦楽器)の素晴らしいライブ演奏が続きました。夕焼けへと色づいていく空や海の風景と相まって、なんだかとても幸せで穏やかな気持ちになるような、特別な時間が流れていました。


暗くなり始めた頃、なっちゃんによる星空ヨガと、私竹内によるミニ星空観察会を開きました。まだ空が明るくて、夏の大三角と恒星くらいしか見えなかったけど、みんなで夜空を眺めながら宇宙に想いをはせるなんて、とてもロマンチックだなと思ったのでした。


GOTOマルシェが無事に閉幕し、最後の力を振り絞ってみんなで片付けをしました。とても疲れていたけれど、なんだか気持ちは高ぶっていて、みんなでワイワイ言いながら、なんとか22時までには元の綺麗な芝生に戻りました。


次の日も、お盆が明けてからも片付けは続き、大きなイベントを開催する大変さを痛感したのですが、それ以上に、たくさんの方々の力を借りながらも自分たちだけでやり遂げたんだ!という達成感と充実感が沸き上り、やってよかったと心の底から思ったのでした。


お盆前にもかかわらず出店してくださった皆さま、応援に駆けつけてくださったスタッフの皆さま、ご協賛くださった皆さま、ステージイベントに出演してくださった皆さま、そして実行委員としてフル稼働してくれたなっちゃん、美咲ちゃん、本当に本当にありがとうございました。


杵を忘れたり、カレーができなかったり、テントが1つ足りなかったり…反省点は尽きませんが、また来年も必ずやりましょう。さっぴぃ、また一緒に最高のカンパーーーイ!やろうね。

じゃんけん大会で会場を大いに盛り上げてくれた「加笛男(カフェオ)」と。


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