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ほったらかし農園

執筆者の写真: 2代目花野果2代目花野果


花野果のほったらかし農園。

ほったらかしと言っても、

できるだけ自然な形で野菜を育てるためにあえて農地に手を入れません!

というタイプのほったらかしではなく、


農業やるぞという志はあって

畑を耕して種を蒔くまではいいけど

それで満足して

肥料やったり土寄せしたり草取ったりなどその後の管理をすっぽかしてしまうタイプで、

ほったらかし農園という名前にあぐらをかいておるのであります。


結局うまくできないくせに、それでも私は農業がしたい。



上五島に移住してくる前、

私は新聞社で働いていて、いろんな人に会って話を聞いて文章を書く仕事をしていました。そんな中で、私が一番心惹かれたのが、農家さんでした。

厳しい自然と向き合う姿勢は勇敢で、

命のサイクルの中で生きる姿がとても自然で、

自分の育てた野菜に誇りを持っている。

農地が広がる景観は美しく、心を晴れやかにしてくれる。

そう、トトロみたいな!(サツキとメイがきゅうりをかじるところが好き)



そうして農家になりたい私は、上五島に移住してから畑を借りて、

野菜を育て始めたけどこれが難しい。

生育は天候に左右されるし、

虫はくるし急に枯れるし、

肥料を適度にやらないと全然大きくならないし、

肥料もそうだけどイノシシ対策の柵とか農機具とか出費もすごい。

農業で稼ぐのはとってもとーっても大変なんだな。


それでも私はいまだに農業への憧れを捨てきれない。

自分で食べるものを自分の手で育てたい。これは私が育てたんだぞーって胸を張ってみたい。



上五島では、高齢化による農業者の減少が著しい。耕作放棄地が増えて、地場産コーナーの野菜が減っている。

物価高が止まらなくて野菜も米もずっと高いままで、スーパーに行くとまず地場産コーナーをチェックするのは私だけではないはず…


採れたばかりの新鮮な野菜が手頃な価格でたっぷり買えるって、すごく豊かなことだと思う。

農業はきっと片手間ではできないけど、

もっとサツマイモを作ったり

カフェで出す野菜を作ったり

地場産コーナーに出荷するくらいのミニ農家になるために、

2025年はほったらかし農園を卒業するのが目標です。できればもう少し畑を広げるのがその次の目標。畑の周りでいろんなハーブを育てるとこまでできたら最高!


前向きな報告ができるよう、

週末ぷち農家ガンバリマス‼︎

相棒の頼れるさっぴぃ、よろしく‼︎‼︎



 
 
 

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