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  • 執筆者の写真2代目花野果

\GOTOマルシェ in 元海寺/

7月26日(日)に、榎津郷の元海寺さんにて、小さな小さなGOTOマルシェを開催することができました!


元々は5月3日に開催する予定で、年明けころから少しずつ準備を進めてきたGOTOマルシェでしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。


当初は、島内で感染者が出ない限りは開催する!と決断し、出店者の方々にも思いを伝えていたのですが、長崎県内でも感染者が次々と出始め、このままでは東京や果てはニューヨークのようにみるみるうちに感染が拡大するのではないか…という空気が漂い、イベントを開催する状況ではなくなり、4月上旬に延期の決断をしたのでした。


しかしその後、緊急事態宣言が発令され、ステイホームが叫ばれる中、日本ではコロナによって死者が急増するという状況は起こりませんでした。

感染者数が減り、緊急事態宣言が解除され、さらにGoToキャンペーン(五島は関係ないけど紛らわしいネーミング)が発表されてどんどん観光しよう!という雰囲気が醸成されたことでもちろん感染者数は増えましたが、重症化や死者の急激な増加にはならず、「コロナ=死」という認識はほとんどなくなったような気がします。

それよりも、コロナに感染した際に被る誹謗中傷などの社会的な損害の方がはるかに大きく、感染することそのものに対する恐怖心の方が大きいように感じます。


それでは、周りの目を気にして、コロナの感染を広げないために何もしないという選択は果たして正しいのだろうか。そんな思いが日に日に増しました。マスクを着用し、手洗い消毒を徹底して三密状態を避けることができれば、できることがあるのではないか。


東京ディズニーランドやハウステンボスも営業を再開し、島外ではイベントも少しずつ開催されるようになってきました。


感染対策を徹底すれば、GOTOマルシェも開催することができるのではないか。


マルシェメンバーで話し合いを重ね、まずは小さな規模でマルシェを開いてみよう!ということになりました。6月下旬。コロナの感染者数がぐっと減っていたころのことでした。


以前から「うちでイベントやって!」とお声をかけてくださっていた元海寺さんに相談を持ちかけると、ぜひぜひ!と快諾いただき、7月下旬の開催を目指して急ピッチで準備がスタートしました。



規模は小さくても、ワクワクできる空間を。



出店していただきたい作家さんやお店に声をかけ、チラシを作り、感染防止策を話し合いました。準備を進めていくうちに、長崎市内の病院で集団感染が起こり、他地域でも感染者が増加。そしてついに、隣の五島市で感染者が出てしまいました。


私たちは島内で感染者が出なければ絶対に開催する!と心に決めていましたが、出店者さんの気持ちは揺らいでいました。安心して出店いただけるように、安心して来場いただけるように、マスク着用の義務化や検温の実施を決め、県外からの来場の自粛を呼びかけました。


私たちの考えを真摯に出店者の皆様にお伝えし、結果的には当初予定していた全ての出店者さんに参加していただくことができました。「やっぱり出店します!」と力強く言っていただけたときは、思いが通じた喜びとともに、絶対にコロナの感染源になってはいけないというプレッシャーを感じました。


消毒・検温係をになってくださるボランティアスタッフを増やし、コロナ感染対策の掲示を増やし、飲食提供はテイクアウト限定に。建物内の飲食スペースもイベントもなくしました。ワークショップなどやりたいことはたくさんありましたが、無事に開催できることを1番に考えました。


出店者さんにも来場者の皆さまにもお願いばかりしたにもかかわらず、当日はたくさんの方がマスクを着用して来てくださったのでした。時折雨が降る中でも、元気に寺の中を駆け回る子どもたちや、お買い物を楽しむ皆さんの笑顔がたくさん溢れ、とても幸せな時間でした。


たくさんの親子連れでにぎわった元海寺のお庭。お寺とマルシェって相性とてもいいなと思いました。


作品だけでなく、出店者の方々との出会いもマルシェの醍醐味。久々にお会いした方々もいて、元気をたくさんいただきました!


花野果は出店も頑張りました!新作の「きなこかりんとう」はあっという間に完売御礼(;_;)


子どもたちがとにかくはしゃぎ回っていて嬉しかった!スタッフが交代で手すりなどいろんなところをこまめに消毒。最後まで気を緩めない熱いスタッフに感謝しかありません。



ご来場くださった皆さま、駐車場や消毒係を担当してくださったボランティアの皆さま、素晴らしい空間をお貸しくださった元海寺さま、そして忙しい中で話し合いや準備に力を尽くしてくれたGOTOマルシェチームの皆さま、本当に本当にありがとうございました!


次はいつ開催できるか分かりませんが、これからも細く長く続けていきたいと思っています。これからも応援のほど、よろしくお願い致します。


また、いつか、必ず、どこかで。


GOTOマルシェ実行委員会 竹内紗苗





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