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  • 執筆者の写真2代目花野果

特製芋あん作り

今日は商品作りをお休みし、ふくれまんじゅうに使う芋あんや、かりんとうに使う芋ペーストをひたすら作っていたさなえ&さっぴぃです!


私たちは商品の素材となる野菜や果物を栽培・収穫するところから行っているので、商品作りのための下ごしらえや畑仕事といった仕事もたくさんやっているのであります。買えばもちろん早いのですが、昔ながらの段々畑のある風景や、島の日常を残したいという思いがあるので、こうした昔から島の人たちが行ってきた作業をとても大切にしています。


まだ少し冷たい風が吹いていましたが、暖かな陽気に誘われて2人で工房の外へ。コンテナに座ってウグイスやヒバリの鳴き声を聴きながら、寒い冬を乗り越えてくれたサツマイモたちの皮を黙々とむいていました。



花野果のふくれまんじゅうは、粒あん、こしあんといった王道の他に、芋あんやいくりジャム、そら豆など、旬の野菜や果物を使って手作りしたあん入りのまんじゅうを作っています。


その中でも芋あんは、私たちがサツマイモの苗を植えるところから愛情込めて育てた五島産の芋だけを使っているので、自信を持ってオススメできるまんじゅうなのであります。

(写真は昨秋の芋掘りの様子です。看板息子リキも大活躍でした)


花野果の芋あんは、自然な甘みとなめらかさが特徴です。収穫してから倉庫でじっくり熟成させているので、あん作りに使う砂糖の量はわずかです。また、せいろで蒸した芋を機械で丁寧に漉しているため、口に入れると溶けてしまうような舌触りになります。


芋を漉す作業も、芋あんを練る作業も、とても体力を使います。

芋あんを漉す機械の掃除が大変なので、一度にたくさんの量を作るため、作業は1日がかりです。手は芋のアクで真っ黒になり、服は芋だらけになります。ハードな作業ですが、「五島の芋の美味しさをたくさんの人に知ってもらいたい」という思いを原動力に、なんとか25kgの芋をペーストや芋あんにすることができました。

これだけだと1ヶ月ももたないので、芋がある限り、この作業は続きます。そして芋がなくなる頃に、また芋作りの季節が巡ってきます。1年早い!


ということで、明日は作りたての芋あんで、ふくれまんじゅうを作ります。

これはもう絶対に美味しいやつです。

上五島のスーパー「カミティ」か、直売所「メルカピィ」にて販売しておりますので、ご賞味いただけると嬉しいです!


(焦げないように、とろ火でじっくり芋あんを練り込むさっぴぃ。息を切らしながら作業をしていましたが、カメラを向けるとこの笑顔!)


(目印は、さっぴぃフォントのシールです)



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